2013年7月9日火曜日

悪魔の棲む家・タイムオブザウルフ・Give Me Your Water・ピアニスト・ロストソウルズ・隠された記憶・第2シオタカガーデン・コードアンノウン・白いリボン

7/1

12時過ぎ起床。
ホルンへ片付けをしに行き、いくつか溜まっていた支払いを済ませる。
ユニクロ、タワー、TSUTAYAなど寄って、SEIYUで買い物し、ナツと入れ替わりで17時頃帰宅。
間違って借りてしまった、リメイク版「悪魔の棲む家」を観る。00年代以降のホラーのよくない傾向である、いかにもデジタルで処理したような怪奇現象の描写や悪霊のせわしない顔の動きなどに辟易する。怖くも何ともない。
メール連絡に勤しむ。
ナツ帰宅、冷やし中華作り夕食。
試しに借りてきたミヒャエル・ハネケ「タイム・オブ・ザ・ウルフ」を観る。これは非常に深く心を動かされる傑作だった。親子がどうにか見つけた掘建て小屋の中で逃げたインコを子どもが懸命に追う序盤のシーンの緊張感でまず感動し、それ以降、一時も興味が離れることなく見せ続ける腕力が凄い。これは大変な監督だ。
齋藤さんから送られてきた記事をチェック。
依頼されていた原稿を書き始める。
知人の厚意により、ついに"Ape Loves Haiti"収録曲を聴くことができた。幸せな気分で就寝。

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7/2

10時過ぎ起床、出勤。
瀬戸さんご来店。
昼過ぎはかなり静かになり、夕方ナツ早退け。
甲斐さんご来店。
夜、前野一家と若生さんら6名がご来店し賑やかになる。
としお君もご来店し、終盤忙しくなる。
閉店後、TSUTAYAに寄って帰宅、夕食。
ミヒャエル・ハネケ「ピアニスト」を観る。「タイム〜」と同じくイザベル・ユペール主演だが、極端に違う人物を怪演している。これもまた、観客の興味を惹き付けずにはおかない語り口やストーリーの運び方が本当に見事で、終始感心してしまう。口汚く罵られた直後にドアを開けたら純白のスケートリンクが広がっている、あのワンカットの素晴らしさは鮮烈すぎた。
ちよじご帰還。怪我もしていないし痩せてもいないので、何処かよその家で世話になっていたのだろう。
ハネケ効果で高揚して眠れず。

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7/3

10時過ぎ起床、朝市経由で出勤。雨。
雨足強くなり、昼過ぎから静かになる。
15:30早退け、びしょ濡れで買い物しつつ帰宅。
観ていないエクソシストものということで借りたヤヌス・カミンスキー監督「ロスト・ソウルズ」を観る。少々心配ではあったが、これもまたいわゆる00年代の悪しきホラー映画の流れの一本であった。もっと怖く出来る筈だ。
ホワイトシチュー作る。
ナツ遅く帰宅、夕食。
ドナルド・フェイゲンの教則ビデオ「Concepts for Jazz/Rock Piano」を観る。教則ビデオというか、自分の曲の構造を演奏しながら解説しているビデオ。ずっと観たかったのだが、日本語字幕版がようやく手に入り、多幸感に満たされつつ鑑賞。

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7/4

10時起床。
朝から微妙に腰が怪しかったが、開店後、徐々に調子悪くなる。
キューブリック本読む。
本儀先生、みかささんらご来店。
やはり調子悪く、夕方早退けし、しばらく仮眠。
起きてから時間に余裕があったので、ハネケの「隠された記憶」を観る。ダニエル・オートゥイユとジュリエット・ビノシュという取り合わせでハネケの演出というのがいい。普通ならただの猟奇的なサスペンスになってしまうところを、全く新しいジャンルのドラマを創造するように撮っている感じがして、観ていてワクワクする。
ナツ帰宅、夕食。
メール連絡に勤しむ。

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7/5

10時過ぎ起床、出勤。
今日も腰不調。昼過ぎから雨になる。
キューブリック本読む。ようやく「2001年」の章に到達。
14時からエルパークへ無国籍の「第2シオタカガーデン」を観に行く。この劇団にとっては当たり前の事だろうけど、大典さん、菊田さん、後藤さん、高橋康太さんが一同に会している状態だけで、僕には豪華に思える。藤子・F・不二雄を思わせる設定に癒される。次回作も楽しみだ。帰り際に小濱君と行き会う。
岩住君ご来店。
17時過ぎ早退けし、仮眠。
ナツ0時頃帰宅、遅い夕食となる。
ハネケの「コード・アンノウン」を観る。これもジュリエット・ビノシュ主演。「タイム・オブ・ザ・ウルフ」に並ぶ、いやそれ以上の傑作だと思う。オープニングから叫びたくなるほど惹き付けられ、怒濤のエンディングまで極めて丹念に撮られたワンカットの名人芸のような物語を楽しむことができる。素晴らしい。本当に素晴らしい。

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7/6

10時過ぎ起床、腰は朝が一番痛く、起きるのに難儀する。
朝市経由で出勤、連続仕込み。
大森さんご来店、ダビングの約束を忘れていて反省。
若生さんご来店。
キューブリック本読む。「時計じかけのオレンジ」の章が面白く、見直そうかなと思う。
19時過ぎ、今日はナツが無国籍を観に行く。
藤野君ご来店、レコード店のネットのアカウントの事、XTCのUK盤の話など。
ナツ戻り閉店、夕食。雨のなか帰宅。
もう一つ新たに依頼された原稿を書き始めるが、なかなかうまくいかない。才能が無いのだと思う。
寝ながらXTCを聴くが、眠れないので書けそうな方の原稿に手を入れる。

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7/7

10時起床、出勤。
今日はお客さんの切れ目なく多忙となる。腰は徐々に復調。
田多さん、里ちゃんらご来店。山形のさくらんぼを貰う。
閉店後、創一君と藤野君が来て22時頃まで映画談義。主にハネケと大林の話。どちらもやばいと思う。
SEIYUで買い物し帰宅、ゴーヤチャンプルー作る。
ハネケの「白いリボン」を観る。モノクロ!ということもあり全編悶絶しそうになりながら鑑賞。教師と17才の乳母エヴァの出会いのシーンにおける親密さの溶け合うような瑞々しい演出を観ているだけで、この監督の尋常じゃない才能の偉大さが分かろうというものだ。

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