2012年1月31日火曜日

レコード市・ゴトウカナエの失踪

またyumboの夢。美術館の絵の中に楽譜が入っていて、それを一つずつ取り出してその場で演奏する、というパフォーマンスを求められているが、自分の曲ではないので不満に思っている。いつの間にか、誰だか知らないミュージシャンたちがやってきて、yumboの代わりにそのパフォーマンスを行なうことになり、肩の荷が降りたような気持ちになるが、yumboを観に来た人にはどう言い訳するんだ?ということに思い当たり、心臓がばくばくいっている状態で目が覚めた。

**********

12時ちょっと前に起床。各振込みなどを済ませ、PARCOの中古CDレコード市へ。XTC「僕のプリティガール」7"は欲しい1枚だけど、思っているよりちょっと高い。Bill Laswell "Baselines"のラフトレ盤も、何年か前なら迷わず購入したと思うが、今は全くその気がない。やっぱり「ちょっと高い」と思ってしまう。かなり長時間かけて見て回ったけど、結局何も買わずにタワーに寄り、ムーンライダーズ「火の玉ボーイコンサート」を購入。

仙台っ子ラーメン。こんな味だっけ?と思いながら食べる。店鋪によって違うのだろうか。ついでにTSUTAYAに寄るが、ERの最終巻がまだ貸し出し中で残念。

ホルンでナツと合流。sakanaの「BLIND MOON」が届いていた。

甘味処 彦いちで無国籍のリーディング公演「ゴトウカナエの失踪」を観る。後藤かなえさん、大典さんによる第一部と、後藤さん、菊田さんによる第二部で構成されていた。仏像の祭りの説明のくだりは本当にオカシイと思うんだけど、不思議と誰も笑わず。みんな我慢していたのだろうか。別室で、国久さん自ら出演するバージョンも同時に上演していたことを後で知る。そちらのお客さんには本儀先生や八巻さんの姿が。

ナツはホルンへ書類書きや夕飯作りに戻り、僕は先に帰宅。sakanaやライダーズを聴き、メールの返信など。ナツが帰ってからERファイナルシーズンの18〜21話を観る。ニーラが降板し、キャロル、ダグ、ベントンまで出てきていよいよ終わりが近い感じ。モリスのプロポーズの場面が良かった。残るは最終回のみとなった。

2012年1月30日月曜日

ポンプ小屋・ホームワーク

レコーディングをする夢を見たが、出勤時間ギリギリに目が覚めた衝撃であらかた忘れてしまった。
夢の中ではひとつの曲に延々取り組んでいたので、同じメロディーを繰り返し聴いたのだけど、どうしても思い出せない。当初はある女性の歌手のためのレコーディングだったが、曲を自分で気に入ったので惜しくなり、いつの間にかyumboで録音している、というような内容だったと思う。

**********

昨日がずいぶん静かだったので、今日も暇かもしれないと弱気になっていたが、危惧していたほどではなかった。こういう予想はたいてい外れる。なんとなく読めるようになってきたかと思っていたけど、12月頃から調子が狂っている気がする。やっぱり冬の喫茶店経営は難しいのか?

岩住君ご来店。ベーシストになれる素質がありそうだ。

濱田さんご来店。フリーペーパー、と呼ぶにはあまりに高度な作品「鹿沼のポンプ小屋」を鹿沼土産に貰う。もちろんこのフリーペーパー自体も優れて面白いのだが、これをピックする濱田さんのセンスも凄いと思う。sakanaの素晴らしさを伝授してくれたのも濱田さんだったことを思うと、彼には足を向けて寝られない。実際、方角的にみて彼には足を向けて寝ていない。

閉店後、久美子さん、創一君、若生さん、藤野君、森君、としお君が集まり、「ホームワーク」を観る。終盤の「モライ」のくだりは何度観てもいい。見終わったあと、戸田君選曲のBGMを聴きながら皆で歓談する。なんという幸せだろう。こういうのが幸せだと思う。

家に帰るとちよじが出かけていて心配したが、右前足をしっかり地につけて帰ってきたので安堵した。着実に良くなっている。猫は大したものだ。

ERファイナル・シーズン、12〜17話まで観る。バンフィールドの好感度アップ(夫ありきだが)。ドゥベンコもいいねえ。カーターやモーゲンスターン登場。ファイナルということで過去のキャストがどんどん出てくるけど、やや無理がある気がしないでもない。面白いし、ウィリアム・H・メイシー(モーゲンスターン)は大好きなのでいいんだけど。

2012年1月29日日曜日

たこ八郎・ERの続き(ネタバレ抑え気味)

今日も夢の内容を憶えていない。暗い山道、または砂利の山と、湿り気を帯びた土と雑草の匂い。つまらない場所に居る倦怠感。その場に居る他の人たちに対して責任を感じている。

**********

目覚ましの時間通りに起きることに成功。朝風呂に入る。

今日は天気もいいし忙しいだろうと張り切っていたが、静かな土曜日だった。戸田君が来て、ホルンのために選曲してくれたBGM集を貰う。(現時点での)sakanaベスト盤とトレード。

たこ八郎が仙台出身だったことを初めて知る。仙台市民はもっと誇りに思うべきだ。思ってるのかもしれないけど。

夜、鈴木さんご来店。たこ八郎、道玄坂、さふらん、藤崎近くのヴェローチェの話など。

帰宅してERファイナル・シーズンの6〜11話を観る。バンフィールドの夫役の俳優が「ブギーナイツ」のバックにそっくりだと思ったが、調べてみたら別人だった。似てるなあ。サムとトニーのエピソードがかなり悲惨だが、サムは元々嫌いなキャラクターなので、全く感情移入できない。かといってトニーがダリア(ロズウェルの子か...)とくっつくのもどうかと思う。つまり、どうでもいいという事だけど。モリスの思い出の品々をジェリーが売りさばく話はなかなか良かった。


2012年1月28日土曜日

ちよじの休養・ERファイナルシーズン

ちよじの怪我は前足だったことが判明。ひょこひょこさせて歩いており、トイレへの出入りが出来ないせいで、台所の敷物におしっこしてしまった。

昨日からの雪で、道がどこも凍っている。朝市のあと、あゆみブックスに寄る。ミュージック・マガジンの「クロス・レビュー」は、今も名盤と云われているレコードを不用意にけなしたりしていてなかなか面白いけど、2000円はちょっと高い気がする。

弱気な雰囲気で始まった金曜日だったが、里ちゃんを皮切りに昼は忙しく、有り難かった。
夕方、ちよじが心配なので先に帰ることにする。駅前のTSUTAYAで100円レンタルをやっていたので、ERのファイナル・シーズンをまとめて借りる。

一旦帰宅してちよじの簡易トイレを作るが、結局サッシから出て外で出来る様子。粗相をした痕もない。灯油を買いに行き、洗濯をする。メディアテークで借りたジョエル=ピーター・ウィトキンのドキュメンタリーを観る。いつ観ても、この作品でしか感じることのない、どこまでも深い孤独感が押し寄せてくる。

ナツ帰宅後、ERを5話まで観る。プラットの死、新部長の登場、アビー降板、ニーラとレイの再会など。アビーは全然好きなキャラクターじゃなかったけど、さすがにここしばらくは中心人物だったせいか、降板の回はなかなか良かった。

2012年1月27日金曜日

叫び・ラーメン

ビックリした夢。
部屋の入口の襖はいつも半分以上開いているが、その入口をなんとなく見ている。足音がしたので、ナツが入ってくるのだろうと思っていたら、全然知らない長髪の若い男(韓流ドラマの俳優みたいな奴)が入ってきたので、思わず「ウワービックリした!!」と叫んで目が覚めた。気を取り直して再び寝ながら、「これは夢の中で叫んだのであって、実際には叫んでいない筈だ」と思っていたが、翌朝ナツに確認したら、実際に叫んでいたという。

**********

今日は早起きするつもりでいたのに、また微妙な時間まで寝てしまった。長い夢を見たが憶えていない。

店でsakanaの「welcome」を聴く。先日のライヴで聴いた「サムバディー」が入っていて感動する。歌詞の素晴らしさが目覚ましい。

今日は常連の皆様に助けられた一日だった。水・木は特に有り難さが沁みるなあ。
瀬戸さんと藤野君の偶然の交流があり微笑ましかった。

帰りにラーメン。丼ものの大盛りと小さいラーメンを注文したつもりでいたら、小さい丼ものと大量のラーメンが運ばれてきた。たまにしか行かない店なのでよく分かっていないのが敗因だった。

2012年1月26日木曜日

カミヤマイクエ・アンゲロプロスの死

見知らぬ中年女性と、犯罪捜査をする夢。
古い木造家屋の密集する住宅街を徘徊する。中年女性の捜査官は僕の上司らしいが、僕にはひそかに犯人の目星がついている。犯人は、この住宅街を抜けたところにある空き地に面した空きビルに不法占拠で暮らしている、カミヤマイクエという女だ。このカミヤマはとにかく性悪で、男でも手を焼くような癇癪もちである。
僕は心のどこかで中年女性の捜査官を軽蔑しているので、いざ対面する時にカミヤマが癇癪を起こしたら、捜査官がどんな顔をするだろうと楽しみにしている。

**********

二度寝か三度寝をしたが、その都度この夢の続きを見た。結局、カミヤマは夢に出て来なかった。夢の最後は、中年女性の捜査官がカルタのようなゲームの札に書かれた文章(現代詩のような)を1枚1枚読み上げながら、ルールの説明をする場面で終わった。

朝市の有線、今日は「キャンディ」「メモリーグラス」など。

twitterの情報で、本物の巨匠、テオ・アンゲロプロスが亡くなったことを知る。映画製作中の事故死だったというから、なんとも哀しい訃報だ。twitterでアンゲロプロスの思い出話に付き合ってくれたのは、意外にも関さんだった。

本儀先生ご来店。昨年の細馬さんとのライヴの音源を頂く。これでパーツは全て揃った。今日は店が静かなので、ナツに店を任せて帰宅し、企画中のCDの選曲・編集の詰めの作業をする。タイトルを仮に「distorted stories(いびつなはなし)」とする。略してDS。改めて別の音源も漁っていたら、けっこう面白いのが出てきたので、よけいに悩む羽目になる。

ちよじがずっと炬燵の中で寝ていて、ちょっと足に触れた程度で「フーッ」と怒る。どうやら打撲か捻挫でもしているらしい。

2012年1月25日水曜日

Locomotion・キックアス

今日は良い天気。各種支払いや買い物などする。メディアテークでヘルツォークを借りるつもりでいたが、全館オープン前の連休に入っていることを思い出し、TSUTAYAで前から気になっていた「キック・アス」を借りる。

新しく買い替えた調理器具でカレーを仕込む。心なしか、作っている時に立ち上ってくるマサラの香りが良くなっている気がする。

ナツが試作で作ったスパイスと野菜入りのパンケーキは、参考にしたレシピの通りに作るとフェンネルシードを大量に使うため、美味いことは美味いんだけど尋常じゃなくフェンネルシード臭い。インド人は好きかもしれないがホルン的には改良の必要がある。

今日はsakanaの「Locomotion」がヘヴィ・ローテーション。聴いていると夢見心地になって危険極まりない。たまに他のCDに替えるものの、気がつくとまたsakanaがかかっている。一頃のダン・ヒックスブームに匹敵する泥沼のようなはまり方をしている。恐らく、いま日本で最もsakanaが聴ける喫茶店であろう...。

閉店後にナツが焼きそばを作る。

帰宅して「キック・アス」を観る。面白かったけど、想像以上に奇妙で、血なまぐさい作品。ダメな人は徹底的に嫌う映画だろうなあ。ニコラス・ケイジは本来の持ち味が出ていて、久々に良かった。それにしてもスパークスやジョーン・ジェットが唐突に流れるのには意表を突かれた...。

岩淵さんが音の良いモーツァルトの音声ファイルを提供して下さったのに背中を押され、ソロライヴの編集盤の作業を徐々に詰めていく。

2012年1月24日火曜日

キューブリック・カウリスマキ

特に用事の無い休日。無制限に寝続け、ようやく行動し始めた時は16時になろうとしていた。長大な夢を見たけど、本当に面白くない、情けない夢だった。

唯一の用事であるTSUTAYAへの返却さえもナツに頼んでしまったので、今日外出したのはお昼の食べ物を買いにSEIYUへ行っただけだった。

「フルメタル・ジャケット」を観る。なぜ今、このタイミングでこんな映画を観ているのか自分でも全く意味が分からないが、とにかく「微笑みデブ」の姿が強烈に心に焼きつく。

細馬さん、西脇さん、岩淵さんにメールを返信する。

ナツ帰宅し、雑煮を作ってもらう。

夜は「ラヴィ・ド・ボエーム」を観る。カウリスマキってハズレが無いなあ...。

2012年1月23日月曜日

サッカー・コーヒー&シガレッツ

サッカーの試合に参加するよう要請される夢。サッカーなんて本当に興味ないし面倒で嫌だなあと腐りながら、でもお金が貰えるからと促されて会場へ行くと、実はサッカーの試合の合間にバンドの演奏があり、楽屋にはテニスコーツ、波多野さん、shiuなど知り合いが居る。タイムテーブルには「かえる目」などの名前もある。自分に(演奏ではなく)サッカー選手としての依頼が来たのは手違いではないのかという疑問をずっと抱きながら、釈然としない気分で会場内をうろついている。そのうち、釈然としない気分が行き場のない怒りとなって胸を苦しくさせる。shiuに英語で何か言われるが、全然意味が分からないのでキレそうになる。

**********

今朝は道路のシャーベット状の雪が昨夜よりも増えていて、自転車で店に着く頃にはヘトヘトになってしまった。

天気も悪いし、今日も静かかと思い、DVDやビデオを返却しがてらメディアテークの音響ライブラリーで棚を30分以上凝視して過ごす。その後、多くのお客さんにご来店いただき予想外の忙しさとなり、喜びにうち震える。

閉店後、久美子さんが来て、予定を変更して「コーヒー&シガレッツ」を3人で観る。やはりプレイヤーとディスクの相性の問題だったらしく、店のプレイヤーで問題なく観ることが出来た。アルフレッド・モリーナとスティーヴ・クーガンのエピソードで爆笑。ビル・ライスとテイラー・ミードによるラストも良い。

帰宅してもろもろのメールを書く。こういうものはきちんとやっていかねばならない。

sakanaの「little swallow」や「locomotion」を聴き、感動にうち震える。

2012年1月22日日曜日

みぞれ・ショートニング

新しい猫を飼う夢。夢の中ではちよじもハチクマも存在しないことになっていて、数世帯が一緒に暮らしている小さな集合住宅に住んでいるため、他の住人や管理人にバレないようにしなければならない、というプレッシャーがある。猫は太ったグレーのキジトラ。年を取るのが早い病気らしく、僕らの家に来てブルーのカーペットの上に寝そべった途端に、みるみる痩せ細って衰えていく。猫が死んでいくのをどうすることもできず見ている間に、突然ハチクマの事を思い出し、「そうかハチクマはもう居ないのか」と泣きそうになった。

**********

目が覚めたら布団の上にハチクマが寝ており安堵する。というかハチクマの重みで足がしびれていた。

開店前にお義母さんと電話で話す。お義父さんは、仮設の近くにあるスーパーへチャーハンの素を買いに行ったところだという。

今日は朝から冷たいみぞれが降っており、まさかとは思ったがとても静かな土曜日だった。僕自身、休みの日にこんな天気だったら喫茶店に行く気にはなれないかもしれない...。それだけに、今日みたいな日に来て下さるお客さんの存在は本当に有り難いなあと思う。

つげ義春の「猫町紀行」、諸星大二郎「栞と紙魚子2(文庫版)」、菅野修「夏の雲」など読む。

ポストを開けたら、CDが入ってる感じの封筒が投函されていたので、ついこのまえ某通販サイトで注文したsakanaのCDが早くも届いたのか...と思って封筒を見たら、差出人が西脇さんだったので、これは夢以外の何物でもない!と思った。

pocopen & nishiwaki名義のアルバム「sunny spot lane」を繰り返し聴く。1曲1曲が宝石のようだ。音楽はもとより、歌詞も素晴らしい。特に「Mariana」の歌詞を読み、感動にうち震える。どうしよう。自分の中のsakanaの地位が無限に上がっていっている。

天気の悪い日に狙いすましたように来て下さることが多い藤野君ご来店。本当に有り難い。

帰り道は雪がシャーベット状になっていて滑りやすく、自転車で難儀する。ショートニングを使ったお菓子は体に良くないと、ナツに諭される。

2012年1月21日土曜日

グッドマン・部屋

発泡スチロールの壁に思い切りパンチして穴を開ける夢。力を競うのではなく、いかに綺麗に穴を開けるかで勝負が決まる。

**********

かつて大好きで通っていた喫茶店「グッドマン」の元マスター、角田さんご来店。好きな映画が「インディアン・ランナー」だと仰るので耳を疑う。憧れの喫茶店の大先輩を前に、何かうちの店に不備は無いか、失礼はないかと終始気になってしょうがない。

レコードライブラリーでXTC "The Mayor of Simpleton"アメリカ盤12"を購入。"Living in a Haunted Heart"と"The Good Things"がアナログにプレスされたのはこの盤だけだ。

「メカスの難民日記」読了。

夜、としお君ご来店。としお君が何処から現れたのか。ノーウェアマン。猫の話など。

帰宅して園子温「部屋」を観る。ものすごく久しぶりに洞口依子の映像を観て満足する。松田洋治なんかも久しぶりに観たいものだ。

2012年1月20日金曜日

寝坊・リトアニアへの旅の追憶

中古レコード店で働いている夢。お客さんはピーター・ビアードの日記みたいな分厚い帳面に欲しいレコードを書いてレジに提出するシステム。42,500円とか68,000円などといった値段の高額商品が多いが、みんなそういうレコードを買い物リストに記入している。

**********

二度寝して寝坊してしまい、朝市には行かず出勤。

今日はとても静かな日だった。BGMはキンテート・ヴィオラート、ランディ・ニューマン、ビリー・ホリデイ。「メカスの難民日記」は残すところ数頁。無性に観たくなり、メディアテークで「リトアニアへの旅の追憶」を借りる。

閉店後、今年初の萬寿山へ。半チャンラーメン1050円。

義父が出演したFM番組のCDRが送られてくる。板橋さんが泣き、義父も泣いている。

sakanaの「Ogstell」を聴いて感動にうち震える。

「リトアニアへの旅の追憶」を観る。大好きで繰り返し観ているけど、「難民日記」を読んでからだと感動の質が幾分修正される気がした。メカスは子どものような、田舎ものの心だけで映画を作り上げている。ここで達成されているものは並の感覚ではなし得ない。

2012年1月19日木曜日

足の裏・ローラーとバイオリン

右足の裏に怪我をする夢。恐らく、歩いていて釘などの鋭利な金属を踏み抜いてしまったようだ。足の裏から染み出た血が靴下や靴底にべったりと貼り付いて固まっている感じがする。「全然痛くないんだよ」と周囲の人に主張するが、「それは神経が腐ってるから痛さを感じなくなっているのだから、むしろ痛い状態よりも深刻だ」と諭される。しかし、実際に靴を脱いで足の裏の状況を確かめる勇気が出ない。もう、腐り切ってメチャクチャになっているんじゃないかと想像しながら行動している。

**********

いつもは休み明けの火曜日が忙しくて、水・木は暇なのだが、今週は逆だった。今日は日射しが暖かく、お客さんも多い。噂の鉄塔文庫のお二人がご来店。僕は酒は呑まないけど、このお店には興味がある。CDをニーナ・シモンからディランに替えた瞬間にハヤケンファミリーがご来店。長女のはなちゃんと初めて対面する。

夜7時頃に早退、自宅の灯油を買いに行く。帰宅して3〜4月のツアー関連のメール書きなどする。

テレビの再放送、海や河川の汚染について。見てると本当に憂鬱になるけど見ないわけにもいかない。

「ローラーとバイオリン」を観る。実はあまり期待していなかったし、「鏡」の強靭なオリジナリティーに至るエッセンスが垣間見えたら、という資料閲覧のような気分で観始めたものの、まんまと引き込まれてしまう。最後のショットまで、まったく飽きずに観ていられる。

2012年1月18日水曜日

What's Goin' On・鏡

閉店時間となったデパートの中をうろうろしている夢。もうすぐ出入口が閉められてしまうので、早く買い物をしなければと焦っている。7階か8階あたりにある筈の中古レコード店に行きたいが、そんな時間は無い。全然興味のない民芸品みたいなグラスが陳列された売り場に仕方なく居る。僕の親戚だという中年の女性が、これらのグラスの中に「生きているグラス」がある、と言う。「汗ばんでいるのですぐに分かる」と言って、女性は片っ端からグラスを確かめている。恥ずかしくていたたまれない気分になる。

**********

朝市で買い物。有線で、薬師丸ひろ子の次に"What's Goin' On"が流れてギョッとした。

今日は静かだったので「メカスの難民日記」をコツコツと読む。ニューヨークでの生活が始まってから雰囲気がガラッと変わった。

国産の煙草はもうダメだ。僕らは去年の早い段階で外国産の銘柄に切り換えたけど、お客さんや友達には今も国産を吸っている人が多い。どうしたものか...。

夜、ナツは久美子さんと鉄塔文庫へ行く約束があり出かける。

帰宅してタルコフスキーの「鏡」を観る。過去の記憶の酷薄さと甘美さの入り交じった、精緻な描写の数々に圧倒される。yumboの「家」と同じテーマを扱っていると思うけど、僕の下世話な歌詞とは違って、「鏡」はずっと壮大で深遠だ。

ナツに鉄塔文庫の話を聞くと、マスターは福岡さんの友達なのだという。

2012年1月17日火曜日

半田屋・ワッツ

出かけがてら半田屋で昼食。何かがおかしいと思いながら食べたが、特にいつもと変わったことがあるわけではない。もしかしたら、飽きたのかもしれない。

TSUTAYAで、観られなかった「コーヒー&シガレッツ」のディスクを交換してもらう。BOOK OFF、LOVE RECORDS寄るが、相変わらず購買意欲が湧かない。頭の中にはsakanaの「BLIND MOON」とメカスの「リトアニアへの旅の追憶」しか無い気がする。

ホルンでナツと合流。夕食の高菜チャーハンを作る。

帰宅後、YouTubeで貪るようにsakanaを聴く。

「コーヒー&シガレッツ」再挑戦するが、やはりエラーとなる。盤とプレイヤーの相性なのか? しょうがないので「10ミニッツ・オールダー イデアの森」を観る。ベルトルッチとゴダールだけが面白かった。

その勢いで、創一君が貸してくれたワッツのDVDを観る。「nu」の対談を読んだ後だと更に味わい深いなあ...。

2012年1月16日月曜日

サボテンブラザース・10ミニッツオールダー

店に斉藤さんから電話あり。CDの清算、3〜4月にかけての東京・関西方面でのライヴの話など。

創一君から借りた「nu」の細馬さんと岸野さんの対談を読む。ネットのレビューにかんするくだりが痛快。

夜、久美子さん、若生さん、あゆ子、小野君、藤野君、里ちゃんらが集まり「サボテン・ブラザース」を観る。幸せだ。

帰宅してから「コーヒー&シガレッツ」を観るが、何本目かのエピソードでディスクエラーとなる。しょうがないので「10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス」を観る。全部面白かったけど、ビクトル・エリセが出色の出来。

2012年1月15日日曜日

ガス・カモメ

極めて残酷でグロテスクな夢を見た。

**********

朝方、ナツが「ガス漏れの臭いがする」とガス会社に電話している声で目が覚める。部屋にあるガスヒーターのあたりから臭うという。出かける支度をしているところへガス会社の人が来る。

朝市で買い物。健一さんにばったり会う。この前会ったのに「あけましておめでとうございます」と言いそうになる。

今日もムチャクチャ寒いせいか、開店してしばらくは静か。「メカスの難民日記」読む。ヨーロッパ最後の日々〜渡米の船中の生活の記述が泣ける。心の中のカモメ。

店で飾っている植物の葉っぱに穴をあけて、顔みたいにする人がたまに居る。お願いだから、こういう事はやめてほしい。

油断してたら忙殺タイム始まる。本当に有り難いことだ。高橋さんファミリー、伊藤さん、創一君...。

創一君からワッツのDVDなど貸してもらう。

帰宅後、春名さん夫妻から電話あり、来月末に1年遅れの開店祝いで来て下さるという。
約束していたダビング作業、日記書きなどする。

2012年1月14日土曜日

帰宅・カップヌードル

早朝5:30頃に仙台に着く。東京も寒かったけど、当然ながら早朝の仙台は比較にならないぐらい寒い。しかも雪。駐輪場から自転車を出して家路に着く。途中、あまりの寒さにセブンイレブンでカップヌードル(BIG)を衝動買いする。

帰宅して真っ先にお湯を沸かしてカップヌードルを食べ、熱い風呂に浸かり、先日ナツが買ってきたオレンジ色の変なポンチョみたいな毛布にくるまって死ぬ。

2時間ほど寝てから3日振りの出勤。

庄司君来店。sakana、戸川純の話。森君と八巻さん来店。八巻さんがRandy Newmanを好きだということが分かってたいへん嬉しく思う。若生さん来店。もちとあんこ貰う。

帰宅後、11日の日記を書き終わった時点で激しい睡魔に襲われ、諦めて寝る。

吉祥寺・東小金井

眠りが深かったのか夢は見なかった。9時頃起床し、芦田君宅を辞す。別れ際、芦田君に「ではのちほど」と言われたけど、何の事か分からなかった。

一旦新宿へ移動してユニオンへ。XTCのブートLP「World War Three」やsakanaのLP「洗濯女」など、欲しいものはあるのだが、どうもレコードに金を使う意欲が湧かない(もちろんあまり金が無いということもあるけど)。さっさと吉祥寺へ移動。お茶する約束をしていた大谷君に電話して待ち合わせの段取りをつける。適当な店で適当な食事。

午後に大谷君と合流。古くからあるような喫茶店がいいと言うと、「こっちの方にあると思いますよ」と大谷君が主張する方面をブラブラ歩くが、一向にいい感じの喫茶店は見つからず、シュッとした感じのカフェばかりが目に入り面白くない。その代わり、ナツが好きそうな古い絵皿や小皿を売っている店を発見したので、お土産に少し買う。

「マンダラのあたりの方が古い店があるんじゃないか」という事になり行ってみると、マンダラと同じ並びに、正しくいい感じの喫茶店「紅珠苑」を発見する。ステンドグラス風のモチーフの柄がガラス戸にプリントされていたり、壁に取り付けられた照明のカバーもステンド風だったり、メニューは壁に貼った大きなアクリル板に白い文字で書いてあったり、店の一角にヨーロッパ調の陶器の人形などを並べたショーケースがあったり、メニューにレモンスカッシュがあったりと、言うことなしだ。国立の邪宗門とか西荻のどんぐり舎みたいな濃厚な個性を持った店もいいけど、この「紅珠苑」のように、普通のサラリーマンなんかが一人でふらっと入るようなタイプの老舗もいいものだ。大谷君の最近の派遣労働の話など聞きながら、コーヒー2杯飲む。

東小金井に新しいマジキックハウスが出来たという事なので、ちょっと時間もあるし大谷君と顔を出すことにする。噂の「インド富士」とは反対側の北口を出て、後ろ髪をひかれる思いで新マジキックハウスへ。うらぶれた墓地の隣にひっそりと建つ、築47年の一軒家。さやさん、植野さんに迎えられ中に入ってみると、自力で改装中ということで床が思い切り板張りでブルーに塗ってあったりする。髪がボサボサで変なドクロの絵のトレーナーを着た植野さんを、ここには書けないような形容詞で呼んだりする。おもてなしで近所の店のパンとか、濃いインスタントコーヒーが出てきたり、何処の国の言語かよく分からないがテンションの高いCDを聴かされたりしつつ下らない話をして笑っていると、マジキックが花小にあった頃を妙に思い出した。結局、みんなさほど変わってないという事か。これで2階から遠藤さんとか相馬さんが降りて来たら完璧なんだけど、などと思う。これからsakanaのライヴに行くと言うと、テニスも昔対バンしたことがあるらしく、その後さやさんはマンダラに観に行ったりした時期もあったという。やっぱり東京のバンドって何かしら接触するもんなんだな。ついでに来月のRensaの話も簡単にしておく。これから家の改装を手伝うのであろう大谷君、尺八を紛失したさやさんに暇を告げ、新マジキックハウスを辞す。植野さんが買い物がてら駅まで見送ってくれた。こういうところも変わってないなと思う。

吉祥寺へ舞い戻り、マンダラ2へ。ステージのセッティングを見て、左端のカウンター席の一番ステージ側に座る。その位置からは中村達也と勝井祐二はほとんど見えないが、sakanaのお二人はしっかり視界に入るし、何より近い。前列センターのテーブル席に座ることも可能だったけど、恐らく殆どの人はファンになったばかりの僕のようなペーペーとは違って熱心な方々だろうから、あまり図々しい事をしてはいけない。

開演直前、西脇さんがご自分のセット周りを整えにちょろっと出て来られた際、こちらの方へ向かって会釈を送って下さった...ように思えたので僕も慌てて会釈したけど、僕の勘違いで誰か別の知り合いに会釈したのだとしたら物凄く恥ずかしいな...と思っているうちにライヴが始まった。

もしも僕が、西脇さんのように日頃たくさんのステージをこなしていて、その中のたった一つのライヴの前座で演奏した無名のミュージシャンの顔をちゃんと憶えていて、しかもそいつが自分のライヴを観に来たのを見つけて、ステージ上から会釈したり出来るだろうか? 少なくとも、今のところは出来たためしがない。まず、人の顔なんて滅多に憶えられないし...。ああやっぱり、あれは僕の思い違いだったのかなあ。

ライヴが始まる。1曲目の「bountifully」の最初のヴァースを聴いた時点で、今日の演奏の素晴らしさが約束されたも同然だった。ひたすら贅沢で、幸福な2時間があっという間に過ぎる。あまりに没頭し過ぎて、途中で隣に芦田君が座っていたのも気付かないほどだった(これは後でtwitterで知った)。アンガス・ヤングばりのロックスター振りを見せつけたポコペンさんと、天才としか言いようのない恐るべきフレージングの数々を繰り出し続けた西脇さんの勇姿を瞼に刻み付けて吉祥寺を後にする。

新宿へ移動。立ち食いそば屋。帰りの夜行バスの時間までまんが喫茶で休憩。twitterで芦田君とやりとりし、彼が終演後にポコペンさんに握手してもらった事を知り羨ましがる。でも岸野さんの時と同じで、仮にその場に居ても僕はたぶん全然使い物にならないだろうなあ。あれだけ一緒に過ごした工藤さんでさえ、いまだにリスペクトの念が強過ぎて、まともに会話できないぐらいだから。

高速バスの乗り場へ、発車10分前ぐらいに着く計算で向かう。が、おかしなことに思っていた場所にバス乗り場が無い。工事中なのか白い壁で塞がれている。壁には「JRハイウェイバス乗り場」と書かれた貼り紙があって矢印も書いてあるので、取り敢えずそれに従って歩いていくと、エスカレーターに行き着いた。どう考えてもこれを上がるしかないのか? エスカレーターで上がっていくと、道は2手に分かれている。まっすぐ陸橋を渡って行くと南口、左は高島屋沿いのデッキだ。一旦陸橋を渡りかけるが、すぐに反対方向を示す貼り紙を見つけ、かなり戸惑いつつ高島屋に沿って歩く。しかしまたもや右手に陸橋があり、まっすぐ行くと真っ暗だ...。とてもバス乗り場があるようには見えない。困惑した末に、たまたま姿が見えた高島屋の警備員に尋ねると、その真っ暗な方へまっすぐ行って、さらに階段を降りて線路沿いに行けば乗り場があるのだと言う。言われた通り行ってみると、確かに階段で降りられるようになってるけど、とにかく真っ暗で怖い。階段を降りると紀伊國屋の横の線路沿いの淋しい道に出る。その先を凝視すると、確かにバス乗り場があった。なんだこれ? クリント・イーストウッド流に言えば、「御婦人を一人で歩かせられないような道」だ。なんとかかんとか発車数分前に到着し事無きを得る。土壇場に頑張り過ぎた疲労も手伝って、仙台に戻るまで昏々と眠ったのだった。

2012年1月13日金曜日

渋谷・中野

昼過ぎの高速バスで東京へ。3列シートは見知らぬ者と同席するプレッシャーが無くて楽。
国見SAで空間線量を計っているヘルメットの人たちが居た。
以前は高速バスというと全く寝られなかったけど、最近は妙に眠れるようになった。年齢のせいだろうか...。SA休憩の時以外は昏々と眠り続け、おびただしい数の夢を見た。

**********

古いアパートの空室に大谷君と居る。仕事か何かをする目的で一緒に来ているように思えるが、理由ははっきりしない。大谷君は「こういう部屋の収納では必ず昔の店の包装紙とか紙袋が見つかるんですよねー」などと言って、勝手に色んな扉や襖を開けて物色する。

右手の中指を骨折するが、痛みを全く感じない。周囲の人に心配され、大事にされるので悪い気はしない。指に大袈裟な包帯を巻いて、さも痛そうなフリをする。何か災害が起きて、みんな一斉に何処かへ避難するようだが、僕だけ事情が飲み込めずうろたえる。

**********

予定より10分遅れで池袋に到着。渋谷へ移動してO-Westへ。もう何度も来ているのに、いつも「この道で間違っていないだろうか」と心配になる。会場前で芦田君と合流。さっそく喫煙所へ行くと、加藤君も来ていた。最初に出演するAlfred Beach Sandalをとても気に入っているらしい。

26年振りに戸川純を観る。「バーバラ・セクサロイド」のイントロには鳥肌が立った。レコードを買った当時はあんまり好きじゃなかったのに...。もともと腰を悪くしているうえに風邪で喉もやられており、ボロボロではあるけれども、それでもなお客を喜ばせる技術とオーラを持っている。平沢進の「金星」をカヴァーしていたのが印象的だった。

興奮冷めやらぬ状態で喫煙所に行ったら、加藤君に「澁谷さん、yumboが流れてますよ」と教えられる。ホールに戻ると確かに「これが現実だ」が流れていた。当たり前だけどドリンクをもらっている時もずっと流れている。ものすごく変な気分だ。

続いてSPARKS。オールバックで無表情のロン・メイルと、ロマン・ポランスキーみたいな風貌のラッセル・メイルが登場すると会場が湧きに湧く。SPARKSってこんなに人気があったのか。それから20分ほどの間、我々はSPARKSが鮮やかに繰り出す、素っ頓狂でロマンチックな名曲の数々に酔いしれながら、いったい此処が何処で、今が何年なのか完全に忘れてしまっていた。

そして再びSEで「これが現実だ」が流れる。なぜ2回流す?!

トリはもちろんワッツタワーズ。メイヨ・トンプソンのフロントアクトで岸野さん・宮崎さんのデュオを観て関さんと号泣して以来、YouTubeなどでライヴ映像を観ては、必ず生で観たいと熱望していたワッツタワーズだが、期待を大きく上回る素晴らしい舞台(『ライヴ』と呼ぶよりもこの方がしっくりくる)だった。歌詞の意味が分からない洋楽を「でも言わんとしていることは分かる、それはもともと知っていたから」「(自分の中に)無いと思っていたものを実は知っていた」と、振り袖に入れたまま忘れていた去年のお年玉まで例に出して鋭くポップミュージックの本質を語る冒頭のMCからして胸が熱くなる。全編、この凄くバカげているように見えて、実は何処にも無かった、誰も語ることのなかった感覚を呼び覚ましてくれるMCと歌詞の秀逸さはとてつもなく高いレベルに達している。もちろん音楽的な品質も非常に高いものだ。よくこんなメンバーが集結したものだと感心してしまう。中盤でJONも登場。岸野雄一と共に踊る姿は、夢を見るようだ。そして終盤のMC「みんなでここ(O-West)で暮らそう!家族になって、生活していきましょう!」というセリフに目頭が熱くなる。どういう流れでそういう話になったのか分からないが、なんだか泣ける。ポップ・ミュージックを愛し、助けられながらどうにかやってきた者の心に何かよく分からないけれども暖かいものを残してくれたことは確かである。

アンコールではSPARKSもステージに呼び込んで一緒にダンスする大団円となり、華々しく終了となる。支払いの時に岸野さんに一瞬だけ挨拶することができたけど、あんな凄いものを見せられたあとでは、まともに目も見られなかった。

帰りに芦田君と、雨上がりのバラードの鳥居君と共に丸亀製麺で夕食。閉店時間ぎりぎりまで歓談。芦田君と中野新橋へ移動。芦田君宅に泊めてもらう。さんざん「部屋が汚い」と言われた効果か、むしろシュッとした綺麗な部屋に見える。布団を並べて寝ながらとりとめなく話すうち、いつの間にか寝てしまった。

2012年1月11日水曜日

眠い

起きてすぐにいれたコーヒーをハチクマにぶちまかされるという惨事のショックで見た夢をすっかり忘れた。

今日はひたすら仕込み。量的には今までで一番仕込んだかもしれない。忙しくて有り難い日だった。

以前秋葉原のグッドマンでの企画に呼んでくれた東京のバンド、ふくろの方が来店。芦田君をよく知っているらしい。新しいCDを頂戴する。
僕のsakana師匠である濱田さん来店。激レアCDから1曲だけダビングして焼いてくれたという。これは歯痒い。

電話機のそばに置いてあったミニこけしが失踪するが閉店後に発見。

帰宅して「ためしてガッテン」を見ていたら恐ろしい睡魔に襲われた。明日から東京だし、もう寝よう。

2012年1月10日火曜日

蟻・open field

幼稚園の夢。20〜30人の子どもが園庭で思い思いに遊んでいる。自分がどういう立場でそこに居るのかは不明。その場には知り合いも居らず、所在ない。白っぽい砂に覆われた地面を、無数の蟻がうごめいている。蟻は、とても大きい。プチトマトぐらいはある。「カチカチ」と音をさせてぶつかり合いながら行列を作っている。蟻が子どもに危害を加えるわけではないが、とにかくそのような場所で大勢の園児が遊んでいる。

幼稚園の中の一室。容姿に問題があるという子どもが、母親と一緒にその一室を住居にしている。クリーム色の壁、赤い模様の入った布団の上に子どもが居るが、布で顔が隠されている。母親がやってきて子どもを抱こうとするが、大声で泣き叫ぶので往生している。直感的に、この子どもがあの蟻を呼んでいるのだと理解する。そのため、幼稚園は蟻を駆除出来ずにいるのだ。

**********

区役所が家の被害状況を調べに来る。外壁、基礎、風呂場などに僅かなヒビ。

午後に店へ。水〜木曜のための仕込み計画を練る。片付け、ゴミ出しなど。vol.1に寄って鈴木店長に挨拶。さらにTSUTAYAに寄ってDVDを借りる。バスチケット購入。

帰宅するとナツが入れ替わりで店に行っていた。ブラッドサースティーブッチャーズのドキュメンタリー「kocorono」を観る。'87年結成という事だから、ちょうど僕が学校で知り合った子たちと札幌でバンドの真似ごとをしたり、兄が活動していた頃だ。もしかしたらスタジオやライヴハウスなどですれ違っていたのかもしれない。懐かしいベッシーホールの映像。ホールが移転してからだけど、「やぎ」を観に行ったのが忘れられない。観ている間、様々な思いに駆られる作品だった。

ナツが帰ってから「ミスター・ノーバディ」を観る。ジャコ・ヴァン・ドルマル13年振りの新作。「トト・ザ・ヒーロー」をより複雑にスケールアップしたような物語だ。パスカル・デュケンヌが一瞬だけ出演していたのは地味なファン・サービスだな。

ICレコーダーのデータの整理をしてたら、心斎橋で演ったopen fieldが出てきて泣きそうになった。SOCIOという会場だと思う。本番前に大谷君とお好み焼きみたいだけど何かよく分からないものを食べたなあ。

2012年1月9日月曜日

強い船・デッドマン

どこかのアパートの一室で、瀧ちゃん、小濱君と僕で芝居の稽古をしている夢。演出は瀧ちゃん。その最中に大きな揺れが来る。

(ここで一度目が覚めた。地震は実際には来ていなかったと思う。)

沼地に設置された細い木の足場の上を歩く夢。同行者から、この足場は巨大な船の一部だと教えられる。足場が付いているために、いざという時は海軍の船よりも外からの攻撃に強いという話を聞き、なぜか納得している。

**********

寝る前にiPodでさかなを聴いて4時過ぎまで感動にうち震えていたせいか、ぎりぎりまで寝てしまう。
岩住ファミリーが一番で来店。こっこさん店内でため息をつく。

福岡さんに教えられて東京から来たという女性のお客様あり。福岡さんに顔が似ている。

19時閉店し帰宅。「デッドマン」を観る。全体的に楽しい映画だけど、特に交易所のシーン以降の流れが面白い。やはり、順番としてこれを観てから「リミッツ・オブ・コントロール」を観るべきだった。ジャームッシュはあと「コーヒー&シガレッツ」だけ観ていない。

芦田君からメール。11日の連れが出来て嬉しい。

2012年1月8日日曜日

電話・お許し

また母からの電話で起こされて、見た夢は完全に忘れてしまった。電話の内容は、テレビで志津川の神社が取材されていて、庄悦君らしき人を見た、という話。

出勤前に工藤さんの詩を読む。いや、これはメールなのか?

久々にチキンレバーカレーを仕込む。このカレーの仕込みが、最も「作業」という感じがするよなあ、などと思いながら作る。twitterで告知すると、レバーカレーファンの方々が食べに来て下さって有り難い。

小濱君と創一君がジャイアントランプで意気投合。

さかなの初期作品を纏めた4枚組「initial work collection 1990〜1991」が届く。これと濱田選曲のCDR(特にディスク2)を組み合わせるとたまらんものがある。さかな!全く、恐るべき人たちが居たものだ。

暇な時間に「メカスの難民日記」を読む。体重が軽かった少年時代、クラスメートの女の子たちに抱きかかえられてオモチャにされていた話など。

夜、鈴木さんたちの恒例の集まりがある。岡本会長は、やはり野球帽。似合う。

帰りに青葉通りで偶然通りかかった中華料理屋に入る。こういう、ものすごく目立つ場所にあっていつも店の前を通っている筈なのに存在に気付かない店というのがある。ましてやここは路面店だから、うちの店なんかはどうなっちゃうんだろう、という気がするし、半面、それでもお客さんが来てくれるのは凄い事なのかな、とも思う。細切り豚肉中華丼というものを食べる。ナツは中華飯。マメに注いでくれる烏龍茶が美味い。おかみさん接客態度が良過ぎる。

11日の渋谷でのワッツタワーズのライヴを観に行くお許しを得たので、調子に乗って「翌日の12日はさかなのワンマンがある」と言うと、そちらもお許しを得てしまった。支障が出ないよう、カレーの仕込みの事や行き帰りの時間などを検討する。

2012年1月7日土曜日

会長・Gentlemen Broncos

今日見た夢はよく憶えていない。坂を越えたところに鄙びたスナックがあるという予感。車の運転を思い出したから隣町までドライブ出来るという気持ちの高揚。見知らぬ若い女と、数字や言葉を用いたゲームをしている。断片の印象程度のものしか残っていなくて、それが全然繋がらない。

**********

ナツが先に起きていて10時に起こされ、すぐに出る。

今日の昼は忙しかった。15時頃に新しい豆が届いて試飲。カコンゴは珈琲の酸味が好きな人にはたまらない豆だろう。サキシムは穏やかな苦味とコクがあり、理想的な深煎りの味わい。

あゆ子と佐藤さん来店。佐藤さんから沢山ジャムを貰う。

今日も店では主にさかなを聴く。夜、藤野君が来たのでいろいろ教えてもらう。どのCDが手に入りにくいか、など。

帰りに寄った半田屋で岡本会長に偶然会った。野球帽にスーツ。

ナツが新しい蛍光灯を買ってきて、ナツが取り付ける。

「Mr.ゴールデン・ボール 史上最低の盗作ウォーズ (Gentlemen Broncos)」を観る。これはやはり...ジャレッド・ヘス以外の何物でもない。90分笑いっぱなし。サム・ロックウェルは「ギャラクシー・クエスト」にも出ていたんだな。

2012年1月5日木曜日

THE MALL・もち

夢の前半はしばらくショッピングモールが舞台となっていた。ここで近々久美子さん主宰のイベントがあるということで下見に来ているのだが、久美子さんには会えず、名前を憶えていないナツの友達と、なぜか一緒に行動している。同じくイベントに出演することになっているBill Wellsもショッピングモールに来ているらしいが、会うことはできない。錆びたボルトやナットに色を塗ったコンクリートをくっつけた置物を店先に並べているのを見て「なんだ、こんなもの」と言ったりする。

通用口みたいな所を入っていくと学校のような作りになっていて、整然と教室が並んでいる。その中の一つの教室に入っていくと、久美子さんが一人だけ、一番前の席に座って、机に突っ伏して寝ている。久美子さんは寝言を言っているのだが、夢の中でイベントの打ち合わせをしているらしい。しかも、打ち合わせの会話を一人で喋っている。「...じゃあ、○○さんのセッティングはどうしましょうか」「あーそれはお弁当が届いてからでいいから」というような具合だ。後ろの席に座ってその寝言を面白く聞いている。「裸でパフォーマンスをする人のコーナー」を設ける相談などもしている。

**********

母から電話。去年の正月に余市の祖母に電話したら母(娘)の事を憶えていなかったが、今年また電話してみたら憶えていたという報告。

朝市から店へ行く途中であゆみブックスに寄り、勝又進「深海魚」と諸星大二郎「栞と紙魚子2」を購入。「深海魚」は原発を扱った2篇が売りだが、実はそれ以外の作品も名品揃いの好アンソロジーである。ジャレッド・ヘスの最新作「Mr.ゴールデン・ボール 史上最低の盗作ウォーズ」(この邦題が史上最低だと思うけど)のDVDと、工藤冬里・Aya Collette・塚本真一のCD「Delta Pavonids #1」が届く。工藤さんの「ホタル」が店に鳴り響く。Delta Pavonidsってどういう意味だろうと思い調べてみたら、くじゃく座流星群の事らしい。

今日はそれ以外はほとんど濱田さんから貰ったさかなベストをかけて過ごした。本当に素晴らしい。

ナツは閉店後に久美子さんと飲みに行く約束をしたというので、一人で帰宅。西脇さんに送る小包を作る。

0時近くにナツ帰宅。ジャレッド・ヘスは明日観ることにする。灯油ストーブで餅を焼いて食う。

2012年1月4日水曜日

蛍光灯・さかな




たまに見る、雑居ビルの中の「家」の夢。
僕の「家」は3畳ほどの鰻の寝床のようなスペースしか無い。窓は無く、壁も床もすべてが黄色っぽいクリーム色。もちろん家財道具なども何も無く、置く場所があるとも思えない。何かが書かれた分厚い書類の束だけが床の上にあり、それがとても大事なものであることは分かっているが、まだ目を通していない。
別の階の部屋を訪ねてみると、何処もごみが散乱していたり、盗品と思われる家具や電化製品を置いていたりして、ひどい荒れようだ。自分の部屋もじきにこうなるのかな、と思い暗澹とした気分になる。
どこかに広い通路への出口があって、そこからなら正常な街まで行けることが分かっているので、「嫌なら逃げ出そう」という、幾分気楽な考えも同時にある。

**********

朝、twitterでアンディ・パートリッジのお母さんが亡くなったことを知る。

今日から今年の営業が始まった。常連さん、特に演劇系の皆様に来ていただく。去年3月のオープンの日に最初のお客様となった小濱君が今年最初のお客様。濱田さんと約束していたCDR交換を果たす。SAKANAは喫茶店に非常に合うということが分かった。暮れに落札したSAKANAのソノシート5枚も届いた。デッドストックでとても状態が良い。yumboもソノシートを出したい。井伊さんから年賀状いただく。暇を見つけては「栞と紙魚子」を一気に読んだので、今日は「難民日記」はほんのちょっとしか読めなかった。

帰りにMEALSに寄ってダブルエスプレッソ400円。

帰宅後、日頃気になっていた終わりかけの蛍光灯を2本、ナツが外した。

前野さんから、めぐるちゃんが描いた12/25のライヴの絵が送られてきた。このライヴは写真が残っていなくて残念だと思っていたので有り難い。さっそくホームページに使わせてもらう。

80年代イギリスのヒット曲のPVを特集したテレビ番組を観てひとしきり盛り上がる。改めて並べて観てみると、ブライアン・フェリーがいかに偉大だったかが分かる。

寝る前にSAKANAのソノシートをCDRに落としながら聴く。最高。

2012年1月3日火曜日

ヨーグルト・戦場のピアニスト

ライヴハウスかバーみたいな店を自分で経営していて、その店内に楽器や機材を広げてレコーディングをしている夢。山路さんが居ないので、先にガイドとして打ち込みのドラムを入れておいて、それに合わせてベースやギターを録りましょうかと提案したら、「そんな録音の仕方はおかしい」と意見を言う人が出てきて慌てた。

この店では小さなプラスチック製のカップにヨーグルトを詰めたものを売っており、毎日確実に80個は売れる。1個が400円なので毎日確実に3万2千円は収入があるのだから、暮らしは安泰だ、という気分でいる。

という夢。

**********

午後に外へ出たら近所の道をちよじが歩いているのを見た。あんなに小さい動物が自分の意思で歩き回ったりしているのは面白いな、とバカみたいな事を考える。

ホルンで仕込み。岩住君から年賀状が来ていた。久しぶりにコーヒーを入れて一服。ナツと入れ替わりで帰る。TSUTAYAでDVDを借りる。ドルマルの新作「ミスター・ノーバディ」を借りようと思っていたが、全て貸し出し中だった。モーガン・スパーロックが関わっているらしい「ヤバい経済学」はどうしようか迷ったが、どうもハズレっぽい気がしてパスした。喜久屋書店にも寄り道し、文庫「栞と紙魚子1」を購入。ジュンク堂で見つけた新しい雑誌「アルテス」の高橋悠治のインタビューを興味深く立ち読み。震災以降の「アーティスト」へのインタビューとしては最も腑に落ちるものだった。セブンイレブンで濱田さんに約束したCDのジャケ、ブックレットなどをコピーする。

店でかけようと思い、ブラッサンスのLPをCDRに落としながら聴く。

ナツは21時過ぎに帰宅。お年玉として配る「甘い塊」を仕込んでいたという。

今年最初の映画、「戦場のピアニスト」を観る。ポランスキーの怨念が一気に噴出したようなエネルギーが充填された恐るべき作品。ちょうど「メカスの難民日記」を読んでいるところなので、文章で想像していた世界が生々しく具現化したように思える。

ポランスキーを見終わったらKHBで「ぐるりのこと。」を放映していた。何度も観たのに、面白くてつい観てしまう。明日から仕事なので、もう寝なければ。

2012年1月2日月曜日

初夢・山形

雑煮を作って食べたり、猫を膝に乗せてテレビを観たりという、いつもの正月。年賀状は自分達が出さないこともあって年々減っていく。春名さん、あゆ子、城田君、サンキュウ農園などから来ていた。

**********

誰の家なのかは分からないが、3階建ての建物の3階の部屋へ入ろうとする夢。

その建物は1階に入口が無い。と言うか、高さは3階分あるけれども、1〜2階に相当する部分はただのコンクリートの塊で、てっぺんの3階の高さのあたりに住居があるという作りのようだ。

建物の側面のらせん階段を昇っていくが、このらせん階段は途中から手すりやガードが全て無くなってしまうため、たいへん恐ろしいものである。下を見ないように壁に貼りつきながら、なんとかして部屋の入口がある3階まで昇り切ると、壁面にカプセル状の大きなフタがあった。これがドアかと思ってフタを開くと、部屋の入口(ドア)が現れた。

しかし、階段はドアの手前で途切れており、ドアの前には何も足場が無い。ただし、カプセル状のフタの内側には、一人分ぐらいの、申し訳程度の足場がある。つまり、階段とフタ内側の足場に両足を置きながらドアを開けるようになっている筈なのだが、このフタは蝶番で取り付けてあるだけなので、プラプラと動いて極めて不安定だ。現に今もフタが開ききってしまっていて、内側の足場に片足を乗せたところでまた開いてしまえば片足を持って行かれてしまう危険がある。もう片方の足が乗っている階段には何もガードが無いので、摑まる所も無い。

ここからは、自分でもどうしてなのか分からないのだけど、僕は階段から、カプセル状のフタの内側に乗り移ってしまった。つまり、両足がフタの内側に乗っている状態である。部屋のドアのノブを片手で掴んでいるため、かろうじて落下は免れたものの、予想していたよりもこのフタの蝶番はツルツルとよく動く。部屋のドアノブを掴んだまま、体は蝶番だけで建物に取り付けてあるフタの内側に乗っている。あとはドアを開けるだけだが、ドアを開けるため押そうとすると、力学的に下半身が後退するため、足を乗せているフタの方が開いてしまう。ドアを押し開こうとする上半身が前のめりになって、危うく転倒しそうになり、慌ててドアを引き戻す。同様に、らせん階段に戻るとしても、片足を階段へ伸ばすことによってフタが逆に後退してしまうため、これも非常に危険である。正しく、進退窮まった状態となってしまった。

「おーい!おーい!」と部屋の中に居るかもしれない誰かを大声で呼ぶ。額から滝のように汗が流れる。呼びながら目が覚めた。

**********

ナツと、山形の長さんの実家へ遊びに行った。10時過ぎにフォーラス前から高速バスに乗る。往復割引で1600円で行けるとは知らなかった。しかも小一時間で着いてしまう。里ちゃんとミーさんが迎えに来てくれる。方言の話題で盛り上がる。ネックス。もっけのまいこ。たねでけろ。はらだくさい。途中、七日町の古い喫茶店・煉瓦家へ行く。フレンチ珈琲500円。街をうろうろして鄙びた瀬戸物屋の隅にたくさんあった陶製の招き猫を買う。夕方に再び長家へ戻って夕飯まで頂いてしまう。正月2日目にとろろご飯を食べるしきたりがあるというが、北海道出身の僕は知らない。

武人君にダブっているXTCの"Transistor Blast"をあげたら、お返しに本を何冊かくれた。その中に「誕生日事典」という本があって、11月9日の頁を見ると、「誘惑がいっぱいの人生」と見出しに書いてあった。