2012年6月18日月曜日

ビッグトラブル・光の歩幅

6/16

7時台に目が覚める。ナツは徹夜の成果で人形をほぼ仕上げていた。調子がいいので朝市で買い物し、9時前にはホルンに着いて仕込みなどする。活動時間が早過ぎてやまやも生協も開いていないという珍しいフライング。11時前には家に帰っていた。ナツは爆睡中。

図書館から借りていた「ビッグ・トラブル」を観る。不思議なことに、アラン・アーキンがイワシ酒を吹き出すシーンや、チャールズ・ダーニングがピーター・フォークの足をくすぐるシーンはよく憶えていたのに、終盤の過激派が出てくるくだりは完全に忘れていた。こんな話だったっけ...。

映画を観たあと、入れ替わりで今度は僕が寝に入る。 なぜかテレビをつけっぱなしで寝てしまい、ベガルタの試合が夢に混ざってきて凄く変だった。「ええっ?」と思うぐらい投げやりな無表情のレポーターが出てたと思うんだけど、あれは夢だったのかな。

16:00過ぎ、ナツは先に自転車で出て、僕は大月さんに迎えに来てもらい会場の唄屋へ。リハは何もかもまったくうまく行かず。尤も、うまく行くことのほうが珍しいが。若生さん、里ちゃん、創一君、藤野君、戸田君、森君、としお君、城田君、久美子さんらがご来場。有り難いなあ。1年後に伊藤さんが実現させたイベント「光の歩幅」、最初の皆木さんの弾き語りはとても立派なものだった。何処から来た声なのか見当もつかない感じがサイケなのだ。彼自身はクラウトロックを聴いているというけど、だとしたら歌はある種の細さへと向かっていく筈で(むしろイタロに近い)、きっと僕とは全く違うレイヤーで歌という行為を扱っているのだと思う。最後の「涙」などは黒光りする巨大な円柱のようだ。yumboはリハよりはマシだったけど、とにかく僕がダメだった。ただ単に楽器に左右されてしまった僕だけがダメだったとも言える。僕は世の中に存在するすべての電子ピアノを破壊し尽くしたい。もちろん、他の皆はよくやってくれたと思う。Maggie Loves Saltは、30年前のカセット入れを物色してたら出てきたスタジオのテープから飛び出してきたような音で、仙台の若者が2012年に演奏していると考えると極めてナイーブな音楽だった。ヴォーカルがメロディーに顎を引っかけるようにしてよれていく感じとか(しかも歌詞は英語)、リードギタリストが心底よかれと思ってフレージングを繰り出してくる、その「よかれ感」とか(説明が難しい)。濱田さんや関さんが聴いたら何と言うだろうか。僕にはこれもサイケに聴こえる。ていうか全部サイケなのか?と思ったら、長谷川健一さんはサイケではなく、福島の婚活パーティーでも通用するような鍛え上げられたソロパフォーマンスだった。弾き方の妙なのか、ギターだけの演奏の狭間にハモンドオルガンみたいな音が聴こえる瞬間が何度もあった。打ち上げで、モリッシーに憧れていた話になって、長谷川さんが憧れていた人を尋ねたら「やっぱり尾崎ですね」と返されたのが印象深かった。やっぱりって。

小雨のなか、タクシーで0:30頃帰宅。睡魔のなかでデレク・ジャーマンの本を読んで死ぬ。

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