2012年4月22日日曜日

監督失格・Silent Tongue

4/16

朝方、坊主頭のちびっこ軍団の静かな襲撃にあい目が覚め、板さん宅の近所の喫茶店「Yamamoto」でナツ、大月さん、芦田君とお茶する。店内で小さくラジオがかかっていて、とてもいい感じだ。

藤野君に迎えに来てもらい、荷物を積み直して10時過ぎに出発。芦田君、斉藤さんと別れる。

帰りの車内では斉藤さんがくれたLittle WingsのCDが大ヒットしたり、Ettやわすれろ草を聴いてツアーの思い出に耽ったり、金沢のSAにある生活創庫的なリサイクルショップで時間を浪費したり(『ファイヤーフォックス』のパンフを見つけたけど買わなかった。買えば良かった)、大場さんから貰ったパンやうなぎパイを貪り食ったり、藤野君が北陸道の長いトンネルを走りながら落ちそうになったりした。

夕食を取るため立ち寄った磐梯山のSAの駐車場は青山真治の「ユリイカ」みたいな状態だった。ところどころ残雪の小山があり変な気分になる。喜多方ラーメンはさすがに美味かった。

夜22時過ぎ、仙台に戻る。

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4/17

早起きしていつもより1時間早く出勤、いつもの倍のエネルギーでカレーを仕込む。開店後はLittle Wingsを聴きつつのんびり仕事。

瀬戸さんご来店。山派の話。ソンミー危うし。

帰りにTSUTAYAに寄りDVD借りる。店内に永久値下げの掲示あり、利用者としては安いに越したことはないけど、競争の生々しい厳しさを目の当たりにし複雑な気分になる。

帰宅後、疲れで何もする気が起きず風呂に入って寝る。

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4/18

ツアー中の生活サイクルが抜けていないのか、割とすんなり早起きできるようになっている。

朝市で"Easy Lover"を聴く。これ、日本で誰かがカヴァーしてたよなあ...と思うが誰だったか思い出せず。

久々のレバーカレー仕込み。

昼間若生さん、夕方藤野君、夜としお君ご来店。いやー、いい感じだ。日常が戻ってきた。

帰宅後、「監督失格」を観る。画面に登場する林由美香の放つ堂々たる魅力は眩いばかりだ。魅力的過ぎて怖いぐらいだ。でも目をそらすことができない。

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4/19

今日はゆっくり出勤。昼が終わって静かな時間帯になった頃、「石山ですけど」と、いきなり真奈美さんから電話があり非常に驚かされた。もちろん嬉しい驚きだったけど。中学の頃に山田さんと行った結婚式で会った(というか見た)のが最後だから、もう四半世紀経っていることになる。もう中学生と高校生になる子どもが2人居て、江別に住んでいるという。

直前まで行かないつもりでいたけど、やはり誘惑には勝てず、モリッシーを観に行くことにする。ZEPPに着くと、フロアに戸田君発見。いつも頻繁過ぎるぐらい話題に出る親友のみのにしさんをついに紹介してもらう。

開演20分前ぐらいだろうか、突然客電が消え、舞台に張られた巨大なスクリーンにフィルムが映写される。おお?!と思って観ていたら、Shocking Blueの"Mighty Joe"らしい。後で分かったことだけど、最近のモリッシーのライヴは、このpre-film showが恒例になっているようで、その後もVince Taylor、Nico、B.B.、Sparks、DollsなどのイカしたPOP ICON達のフィルムが続々と流され、場内が妙な興奮に包まれていく。これは見事な演出だと感心してしまった。そしてモリッシー登場。queerとは、campとは、bizarreな感覚とはこういうものだと徹底的に叩き込まれるかのような、ここが仙台であることを完璧に忘れさせられた、超エンターテイメントだった。それが何になるのかと言われると返す言葉は無いが、とにかく目の前にモリッシーが居て、彼こそが思春期の一番苦しかった時代を救ってくれた世界中で最も力強い詩人であり歌手であることは疑いようがなく、ライヴというのは本来、そうした自分のヒーローに会うための場だったのだ。ということさえ僕は忘れていて、最近ライヴ観てもつまんないなーなんて思っていたが、それは自分にとっての本物のヒーローを観ていなかったからだ。モリッシーは実際に観てみて分かったけど、本物の詩人であり、歌手、ヒーローと呼ぶに相応しい人物だった。

店に戻るとナツがちょうど出るところだった。ナツはゴリラ食堂で久美子さんと約束があるため、僕は店でひとり余韻に浸りつつ食事。昼間電話があったというので、兄に電話する。母の入院と手術の話、真奈美さんの事など。

帰宅後、"Mighty Joe"のショックが忘れられずShocking Blueを聴く。日記を少しずつ書くが、どうも文章を書いていると眠くなる。

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4/20

朝、強烈な首の痛みで目が覚める。寝違えたのだろうか。痛さで動けないぐらい痛いけれども、そのまま寝ているとハチクマの爪に攻撃されるので、無理矢理に起きる。出勤後も痛みは引かず、首から肩、背中にかけて間歇的にビリビリした痛みが走るので憂鬱になる。幸いというか何というか夕方から店が静かになったので、早退しツルハドラッグでバンテリンを購入。帰宅して鬼のように塗って寝る。1時間ほどで目が覚めると、魔法のように痛みが和らいでいたため、調子に乗ってYoutubeでモリッシーを観まくる。

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4/21

今朝も痛みは若干あるが、起きてみると首のあたりはほぼ痛みが消えていて、一番痛かった肩のあたりに小さな痛みのポイントが残っているだけだった。バンテリン様々である。

今日は岩住君&コッコさん、久美子さん&めぐたん、コメさん(久しぶり過ぎてお会計の時まで分からなかった)、創一君、純子さん&南陀楼さんらがご来店。色んな人が来たなあ。

帰宅後、ややネットの動きが良いので、芦田君が送ってくれた京都の録音をDLして部分的に聴いてみる。ヴォーカルの分離が良い。ここまでクッキリと歌詞が聴き取れるのは珍しいかもしれない。 

今日届いた「アメリカン・レガシー (Silent Tongue)」を観る。前に観たのが何年前なのか思い出せないぐらいだけど、観始めたら細部までよく憶えていた。とても不思議で、印象深い佳品。初めて観た時はインディアンの女の亡霊がメチャクチャ怖かったものだけど、いま観てみると全く恐怖は感じず、むしろ惹き込まれるような美しさがあった。

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