2012年2月20日月曜日

星めぐりの歌・朝は詩人

12/18

明日のケータリング用のカレーをひたすら仕込む日。40食分というのは決して多くない量だと思うけど、うちみたいに小さな厨房で、ちょっとずつ鍋で順に仕込んでいく素朴な作り方だと、どうしても時間がかかる。

志津川のお母さんがひょっこり一人でご来店。バレンタインのチョコレートを頂く。

閉店まで忙しく、二人でヘトヘトになる。本当に有り難いことだと思う。

夜、火星に集まってyumbo練習。急遽ドドンパ+Steely Dan風にアレンジした「星めぐりの歌」を合わせてみるが、歌がうまくいかず悩むが、宴会風テノール+浅草オペラの合唱に突破口を見出す。予定よりもテニスの到着が遅れた(新幹線で一度解散して再結成したため)おかげでゆっくり練習できた。

テニスが到着してから、お互いの楽曲を出し合って打ち合わせ。こういうのは'04年ぐらいからやってたけど、今回のが一番様子がおかしいし、お互いのアップトゥデイトなものを出し合えたのではないかと思う。僕の四角四面なアレンジとは対照的に、さやさんの霊感に近いような多面的なアレンジ能力にはいつも舌を巻く。yumboとテニスってバンドのコラボレーションとしてはあんまり相性良くないと思うんだけど、共演ごとにyumboはメンバーが入れ替わったりしてるから、非常に遅々とした歩みではあるけど、その時どきで何かしら前進はあるかもしれない。しかし個人的にこれまでで一番好きだったのはテンボでテニスが卓球したやつかなあ。あれは我ながらいいアイディアだった。

テニスの合唱には久美子さんも加わり、火星の庭が歌声喫茶と化す。

楽しいながらもぐったり疲れて帰宅。映画を観ようと思ってたけど、明日は早いので断念する。iTunesでsakanaを聴いているうちに、ポコペン唱法の秘訣を探ろうとあれこれ物真似してみたりするが、途方もなく不可能だということを悟り寝る。

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2/19

7:30ぐらいに起床。ナツは先にホルンへ行きライスの準備。大月さんに迎えに来てもらいホルン経由で9時過ぎにRENSAへ。RENSAは初めて入ったけど、広すぎず狭すぎず、ちょうどいいサイズのハコ。既にスタッフの皆さんが準備で忙しく働いている。小野一穂さんを紹介されて挨拶した直後、喫煙所で小野さんと里ちゃんが煙草を吸っていると思って小野さんに里ちゃんを紹介したら、その女の人は里ちゃんではなく小野さんの彼女だったという衝撃の出来事をやらかす。よく考えたら、そんな時間に里ちゃんがRENSAの喫煙所に居るわけがなく、小野さんの彼女の髪型と洋服が里ちゃんと全く同じというだけで即座に「里ちゃんだ」と判断し、顔もよく見ずに紹介するという自分のいい加減さは、我ながら感心してしまった。40代に入ってからますます、こういういい加減さが加速している気がするな。

レイチェルさん、ICHIさんとは'09年のモーツァルト以来。レイチェルさんはすっかり日本に馴染んで、日本語もかなり出来るようになった。

友部さんとユミさんは前に火星でちょっとだけ挨拶したけど、今日も緊張してうまく話せなかった。苦し紛れにチルチルミチルの歌詞の話をしたら、「うん、よく訊かれますけどね。『なんで4人なのか』とか」と言われたので、もうそれだけで充分だと思った。友部さんは話す声もカッコイイ。

テニス、yumboのサウンドチェック後にナツとケータリング開始。こっちはいい加減にやるわけにはいかない。楽屋スペースの隅の小さい炊事場で作業。次 々にスタッフの皆さん、出演者の皆さんからオーダーが入り、さばいていく。初対面の曽我部さん、タテさん、東京ローカルホンクの皆さんともカレーきっかけ で挨拶する。というかたぶん普通にカレー屋だと思われたのではないかと思う。音楽を提供するのと同じぐらい、うまいものを提供して喜んでもらうことに喜びを見出しているから、こういう立場は嫌いじゃない。サウンドチェックとケータリングだけで疲れてしまったけど、どっちもやれるっていうのは多分、面白い事だと思う。

おとのわこども楽団に陽人君が参加、ステージデビューを果たす。会場には託児所もあり、昼間スタートのイベントで子連れ歓迎ということもあって会場内は子どもが遊びまわり走り回っている。通常は大人と子どもの中間みたいな僕みたいに中途半端でいい加減な人間がたむろしているライヴハウスの空間の隅々にまで子どものアナーキーな感覚が行き渡るさまは、「ゾンビ」のモールのシーンによく似ていた、いい意味で。

テニスのステージでは、昨夜の詰め込みの甲斐もなく、当日はケータリング作業で楽屋練習に入れなかったこともあってか、終始フワフワした気分。大月さんとナツと芦田君は頑張ったと思う。

yumboは何ヶ所か致命的なミスがあって曲が死んだような気がしたけど、初演の「星めぐりの歌」は楽しかった。僕の歌はもちろん、あゆ子もさやさんの歌もひどい感じになった。宴会っぽくて良かったと思う。

自分の演奏が終わってからは、適当にライヴを観たり、小野君、濱田さん、戸田君、藤野君などいつもの素敵な顔ぶれと歓談したり、喫煙所で小野一穂さんと行き会ってまた恥ずかしい気持ちがフラッシュバックしたりして、フェスを楽しむ。卓さん、魚雷さん、オハラマヤさん、玄さんとも久しぶりに会った。

最後の友部さんを感慨深く聴く。「朝は詩人」を演るとは思ってなかったので意表を突かれ、つくづく、この歌詞のアイディアは素晴らしいと思う。タイトルがまず凄いけど。

終了後は一番町のdel capitanoという、僕などは放っておけば一歩も足を踏み入れることはなかったであろうイタリアンのお店で打ち上げ。鼻持ちならない店かと思ったら、なかなか庶民的で朴訥とした味わいのある良い店だった。料理はいちいち美味かったけど、最後のエスプレッソが良かったなあ。

曽我部さんがSに行った最高にオカシイ話を聞きつけ、本人に訊いてみるも、よく憶えていないようだったので余計おかしかった。アラバキの「ONE NITE BLUES」の話なども。

打ち上げ後、僕、ナツ、山路、藤野君、山口から来たテニスの友だちニラちゃん、テニスの7名でピーターパンへ行くことにしたが、あいにく休み。結局ホルンでお茶して1時過ぎに散会することになる。長い一日だった。

帰宅後、もしかしたら映画を観る時間があるんじゃないかと思ったが疲労と眠気が勝っていたため断念し、sakanaを聴きながら寝る。

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